2009年8月13日木曜日

滋賀県第2選挙区の立候補予定者が脱官僚、マニフェストで激論

 18日公示、30日投票の衆院選を前に、滋賀彦根新聞社とエフエムひこねコミュニティ放送は12日、滋賀県第2区で立候補を予定している自民党・藤井勇治氏、民主党・田島一成氏、幸福実現党・池田信隆氏によるラジオ討論会を開いた。脱官僚の問題や、マニフェストについて激論が交わされた(以下、敬称略)。
 官僚などの公務員制度改革について、池田「公務員の削減よりも、官僚を使えるようにしなければならない」。田島「官僚は政治家を動かすため立法府まで踏み込んでいる。法律や予算を官僚頼みにしてきたのが自民党政治だ。手綱をしっかり握って使いこなさなければならない」。藤井「いまの官僚は個人主義に走っていることに大変問題がある。立法府の議員がコントロールして使いこなすことが大事」。
 天下りについて、田島「定年退職を待たずに外郭団体に天下りし、多額の予算がばらまかれている。そこを自民党は4年間、手をつけなかった」。藤井「外郭団体すべてを閉鎖すれば、国民生活に混乱を起こすことが多い。精査が必要」。
 また、田島の「外郭団体への天下りは国があっせんしており、必ず随意契約の問題が起こる。一方で、彦根にもある独立行政法人の印刷局は国に戻すことが必要だ」の意見に、藤井は「自治労から支援を受けている民主党に、果たして真の公務員制度改革ができるのか」と指摘。これに対し田島は「印刷局は国の紙幣を作っており、国防にも関わる。働く側の権利はどこの党でも言う。組合論議は飛躍し過ぎだ」と反論した。
 マニフェストについては、藤井「県内でも北部は社会基盤整備が遅れている。道路、河川の整備をきちっとやっていきたい」。田島「弱者切り捨て、地方切り捨ての4年間だった。ここにメスを入れるため、子供手当や後期高齢者医療制度廃止などを必ずやる」。池田「消費税の撤廃で景気回復を図る。北朝鮮がミサイルを発射する前にミサイルを撃ち込む体制を整えたい」。
 他党の政策については、藤井「民主党のマニフェストには子供手当や高速道路無料化などがあるが、何兆円という金を増税以外で賄うというのはどう考えても理解できない」。田島「無駄な公共事業をやめれば、子供手当などの予算は捻出できる」。藤井「高速道路無料化は耳障りが良いが、財源でぶつかる。利用者以外の負担にもなる。本来の高速道路の機能を果たせるかの課題もある」。田島「米国やドイツでも高速道路は無料。長距離トラックが高速道路を走ることで8号線などの渋滞も緩和できる」。
 年金と医療問題については、田島「消えた年金の問題まで消されている。民主党は安心できる年金制度を1日でも早く作っていく」。池田「年金に消費税を埋め合わせることには疑問」。藤井「社会保険庁の職員の怠慢が原因。来年1月から日本年金機構で一円の不足もなく受給して頂けるようする」。
 藤井「(政府の)地域医療再生計画で、100地域の指定に湖東・湖北の医療圏域が盛り込まれるように努め、医師・看護師の確保をしたい」。田島「地元の公立病院に人員を配置できるようにするには、地方任せにメスを入れる必要がある」。池田「民間の経営手法を用いて、医療の規制緩和をするべきだ」。
 ラジオ討論会の模様の再放送は15日午前8時~と16日午後1時~。

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