滋賀県議選が1日に告示され、彦根選挙区(定数4)には、民主現職で対話の会と社民推薦の江畑弥八郎氏(56)=八坂・1期、自民新人の細江正人氏(64)=本町2、自民現職の西村久子氏(67)=甲崎・1期、共産新人の中川睦子氏(53)=日夏、民主現職で対話の会推薦の中沢啓子氏(52)=芹橋1・3期=の5人が出馬。東日本大震災の被災地への配慮で各陣営とも自粛モードの中、10日の投票日に向けて選挙戦が始まった。出陣式の様子は以下の通り。
【江畑候補】田島一成衆院議員や朝倉克己元県議らがあいさつした後、東日本大震災にふれたうえで、県における防災計画の見直しの必要性を指摘。「4年間の実績と、弱者を守る立場をこれからも強化したい」「市民の声を県政に届け、国政にも生かしていきたい」と語った。自粛としては出来る限り車を止めてのあいさつと「桃太郎」をしないこと。
【細江候補】中村善一郎県議らが激励した後、震災対策について「減災のために互いに助け合えるネットワークの構築が急がれる」とし、彦根市立病院については「信頼される病院、『はやる』病院になるよう県の支援が必要だ」と述べた(本町で)。自粛としては「エコ」を心がけ選挙カーを少なめにし歩いて活動する。
【西村候補】届け出後、すぐに市役所前で第一声。嘉田知事が芹谷ダムなどダム中止を進めていることをあげ、「治水対策はダムに頼らないではなく、ダムだけに頼らないという考え方が必要」「色んなイデオロギーがあるが、保守を基軸に置きながら、市民の声を伝えていきたい」と話した。自粛としては車はプリウス1台だけで活動する。
【中川候補】現職市議らがあいさつした後、震災対策で隣の福井県内に原発があることにふれ、「自然エネルギーへの転換と大量生産を改めることが求められる」とし、「住民の命と暮らしを守るため、教育と福祉に強い滋賀県にしていきたい」と訴えた(小泉で)。
【中沢候補】応援に駆けつけた田島一成衆議院議員や彦根市議らを前に、被災地への配慮で、マイクにカバーをしたり、できる限り自転車で活動をするとしたうえで、「元気な滋賀、安心な彦根の実現のために、しっかりとかんばっていきたい」とあいさつした(中央町で)。ほかの運動員を含めて主に自転車で活動する。
犬上郡は2人出馬
県議選・犬上郡選挙区(定数1)には、民主現職の辻孝太郎氏(66)と、自民推薦で新人の大野和三郎氏(55)が出馬した。
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