滋賀県議選は、いよいよ10日、投票日を迎える。彦根選挙区(定数4)には、民主現職で対話の会と社民推薦の江畑弥八郎候補(56)=八坂・1期、自民新人の細江正人候補(64)=本町2、自民現職の西村久子候補(67)=甲崎・1期、共産新人の中川睦子候補(53)=日夏、民主現職で対話の会推薦の中沢啓子候補(52)=芹橋1・3期=の5人が出馬。きょう9日、最後の訴えを行う。各候補の選挙事務所代表者に手応えなどを聞いた。
【江畑候補の陣営】朝倉克己選対本部長「選挙戦の盛り上がりは小さいが、震災対策などへの有権者の政治への関心は高いとみている」「自粛モードの中だったが、訴えるべき事は訴えることができた」。9日は地元城陽学区を中心に最後のお願いをする。
【細江候補の陣営】松岡一男事務局長「新人のため前半は地元の城西学区以外の反応は小さかったが、駅立ちを続けているうちに、少しずつ反応も良くなってきた。何とか上位当選を狙いたい」。9日は地元を中心に市街地で訴えを広める。
【西村候補の陣営】事務局の和田裕行さん「今の民主党政権に対する批判の流れがもっとあると思っていたが、有権者の関心は予想以上に低く、手応えを感じにくい」「より多くの浮動票を獲得するためにも、地元の稲枝以外の地域でも訴えを広めていきたい」。
【中川候補の陣営】今村恵美子選対本部長「防災や暮らしを守ることを訴え、日に日に有権者の反応も良くなってきた」「共産党の支持層だけでは(当確に)足りないため、一人でも多くの方にお願いしていきたい」。9日は全域をまんべんなく回る。
【中沢候補の陣営】自転車での運動を展開してきた陣営では「候補者のダイエット作戦は失敗したが、活動としては訴えることができた」とし、安澤久子選対本部長「是非、県政で嘉田知事を支えてほしい」。
犬上郡は2人
犬上郡選挙区(定数1)には、民主現職の辻孝太郎氏(66)と、自民推薦で新人の大野和三郎氏(55)が出馬している。
県議会の現有勢力は、自民党・真政会20、民主党・県民ネットワーク17、対話の会・びわこねっと4、共産党3、公明党2、無所属1。
勢力図どう変わるか
今回の選挙は73人が出馬しており、政党・団体別では、自民が公認22・推薦5、民主が公認17・推薦1、共産が6、公明が2、みんなが1を公認し、対話が8で9人を推薦、1人を支持。無所属は17人。
国政の影響で民主に逆風が吹く中、県議会の勢力図がどのように塗り替えられるのか、あすの開票が注目される。
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