2011年4月6日水曜日

滋賀県議選・彦根選挙区 中沢リード 江畑・細江追い 西村続く 中川も懸命、投票10日

 1日告示した滋賀県議選は10日の投票日に向け、早くも終盤戦に入る。彦根選挙区(定数4)には、民主現職で対話の会と社民推薦の江畑弥八郎候補(56)=八坂・1期、自民新人の細江正人候補(64)=本町2、自民現職の西村久子候補(67)=甲崎・1期、共産新人の中川睦子候補(53)=日夏、民主現職で対話の会推薦の中沢啓子候補(52)=芹橋1・3期=の5人が出馬している(以下敬称略)。
 これまでのところ、中沢が一歩リードしており、江畑、細江の順で追い、西村がその後についている。中川は知名度アップに必死だ。
 中沢は、民主支持層のほか、女性票、NPO団体、一部商店街から支持を集めており、トップ当選を狙う。
 江畑は、民主支持層のほか、地元の城陽学区と約4000票といわれる組合票を固めており、いわゆる無党派層への浸透を図っている。
 細江は、中村善一郎県議の後継として全面的な支援を受け、高宮以北の保守層を獲得している。
 西村は、地元の稲枝地区を中心に一部河瀬地区にも浸透。保守を前面に出して支持拡大を図っている。
 中川は、共産支持層を固めているが、課題の知名度を克服できておらず、4番手に食い込むためにも終盤の戦いが鍵を握る。
 (参考)前回、7人が出馬した平成19年の県議選は、中沢が9323票を獲得。次点に約2800票差をつける大差で圧勝し、中村(6505票)、江畑(6032票)、西村(5419票)の3人が続いた。投票率は46・78%と前年(44・66%)より微増だった。
 今回は、震災による各陣営の自粛モードや、市民から「出来レースだ」との声もあがっているため、投票率は前々回なみか、それ以下になると見られる。有権者数は3月31日時点で8万7594人と前回より747人増えている。仮に投票率が40%台前半とした場合、7500票前後が当確ラインになる。
議会改革で意見分かれる
 今回の県議選は争点がないが、その中でも有権者からは震災対策と議会改革への関心が高い。震災対策については、「県の防災計画を見直すべき」とのことでほぼ一致しているが、議会改革については候補間で意見が分かれる。
 民主の江畑は「議員報酬や定数の削減だけでなく、議員の資質をどう高めるのか、議員評価制度を設けて、県民が判断できる仕組みを作るべき」とし、民主の中沢は「しっかりと議論しながら、議会のあるべき姿をつくっていって、改革を進めていかなければならない」。共産の中川も「報酬は何かをしたことに対するものだから、きちんと仕事をしていれば高いとは思われない」と話す。
 一方で、自民の西村は「議員報酬と定数を2割減らす。そして職員の数も2割減らす」とし、細江も「議員の数は減らすべきで、市議会でも削減してきた。数が少なくても良い仕事はできる」と述べ、あくまで報酬と定数の削減を優先させている。

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