2011年10月1日土曜日

議員の資質向上求める 市民へ隷従も指摘、伊賀市議会・安本美栄子議長

 彦愛犬の議員を対象にした研修会が27日、甲良町公民館で開かれ、日経リサーチの議会改革度調査で全国2位になった伊賀市議会の安本美栄子議長(64)が講演し、議会改革の必要性を説いた。
 安本議長は、議員について「議員バッジを付けて、ゴールだと思うか、スタートだと思うか、その2種類に分けられる」と分析したうえで「自分の利益を考える議員が多くなっており、原点から見つめ直す時期にある」と、議員の資質向上を訴えた。
 市民との付き合い方については「わがままで自分勝手な面がある」と率直に述べたうえで、「議員はそのわがままを聞くのではなく、時には『それはわがままだ』と返したら良い」「自分の子どもなら叱ることができるはず。票をもらうために、市民に隷従しなくても良い」とアドバイスした。
 伊賀市議会が平成19年に議員同士の討論会や市民への報告会などを盛り込んだ議会改革条例を制定したことにもふれ、「市民の皆さんは定数削減や報酬の減を求め、ほかのことは(議員が何をしているか)知らない」「市民と広く意見を交換し、世論やマスコミを味方につけたことで条例制定となり、議会改革につながった」と解説した。研修会は彦愛犬市町議会議長会が主催し、議員59(うち市議20人)と事務局職員12人が出席した。

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