2012年9月26日水曜日

中国湖南省の友好都市・湘潭市への使節団派遣中止、湘潭側「変更」要請も

 彦根市は24日、中国湖南省の友好都市・湘潭市に10月25日から予定していた彦根市友好親善使節団の派遣を中止すると発表。同日、湘潭市に通知文をファクスで送った。
 日本の尖閣諸島の国有化に対して中国各地の日本の店舗や工場で破壊や略奪などの暴動が相次ぎ、滋賀県と友好協定を結ぶ湖南省でも平和堂の3店舗が被害にあった。
 彦根市は、14日に湘潭市側に現地の状況を確認。24日付けで湘潭市側から「適当な時期に変更すべく調整を」とするファクスを受け取った。
 これ対して彦根市は「この状況で使節団を派遣しても友好交流の成果をあげることは困難」と判断し中止を決定。今後についても、「強い反日感情を持つ都市と交流を続けるべきか、今後の中国政府または湖南省の対応を見て考えたい」とし、中国の出方次第では交流事業を取りやめる方針を示している。
 彦根市と湘潭市は平成3年11月1日に友好関係を締結。以来、使節団や中学生交流団の相互派遣、研修生の受け入れなどの交流事業を進めてきた。彦根から10回目となる今年の派遣団は職員や関係者ら10人前後が10月25日から31日まで訪れる予定だった。使節団の派遣は隔年ごとに相互で行われており、前回平成22年度の彦根からの派遣時も尖閣諸島を巡る日中の対立で、中止になっている。

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