県教委は10月1日に示した計画案で、彦根西の普通科と家庭科(計1学年4学級)、彦根翔陽の普通・商業の系列(同5学級)を統合して普通、商業、家庭で編成する新校を彦根翔陽内に設置。1学年を9学級に維持するとしていた。彦根東高の定時制の廃止については、平成26年度の入学者選抜から募集を停止し、同25年度の入学生が卒業する同29年度3月まで存続。彦根工業高は、現在の機械・電気・情報技術・建設・環境化学の各科から、機械・電気・建設に改編し、1学年6学級にするとしていた。
最終計画案も10月のとほぼ変更はない。彦根西と彦根翔陽の統合に向けて、新校開設準備室を県教委内に設置し、両校の関係者による新校設置懇話会(仮称)で教育課程の編成、校名、校歌、校則などを決めるとしている。
県立高校再編については、両校の関係者らを中心に慎重意見があり、獅山市長も11月26日に公開質問状を出したが、県教委からは計画案通りの回答だった。県教委は21日、県立高校再編計画を県議会常任委員会に報告。
市長は20日、「懇話会での意見を十分に反映してほしい」とした上で、▽日本一の高校となるよう、教育環境の充実を▽西高の跡地は拙速ではなく、十分に配慮を―などとコメントした。
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