2014年7月4日金曜日

彦根はえみの会 栽培の無農薬米・山田錦の酒・佳、岡村本家醸造

 彦根市稲枝地区の若手農業者たちの団体「彦根はえみの会」が、無農薬・無化学肥料栽培で作った米(通称・はえみ米)で造られた日本酒・佳(かい)の販売が1日から始まった。
 同会は稲枝地区に住む若手農業者で平成24年3月に結成し、稲枝西学区の明治~昭和時代の名称・葉枝見村から「はえみ」を団体名に入れた。「手間暇を惜しまず、本当に安心で安全な昔の米を作りたい」との思いから、おからを利用した無農薬・無化学肥料にこだわった米作りをしており、現在は22歳~35歳の8人が40㌃ずつの田んぼで山田錦とコシヒカリを栽培している。
 同会は、以前から付き合いのあった酒造業の岡村本家(豊郷町)に、はえみ米による日本酒作りを依頼。岡村本家では、はえみ米のうち酒米の王様とも言われる山田錦を使って、720㍉㍑のビン約200本分を造った。米粒が大きいため製造が難しく、岡村本家でも山田錦を使った酒は約10年ぶりだという。
 製品名の「佳」は、同会のメンバーで昨年亡くなった辻佳弥さん(享年28歳)の名前から一文字をとって命名。亡くなった日が7月1日だったため、1周忌に合わせて発売日も7月1日にした。日本酒のフルーティーな香りがして飲みやすい味だという。
 同会会長の田口健一郎さん(32)=本庄町=は「私たちが作った米がお酒になり、辻君も喜んでくれていると思う。無農薬・無化学肥料にこだわった山田錦のお酒を多くの人に飲んでほしい」と話している。
 販売は岡村本家と澤酒店(本庄町)で。1本3000円(税込み)。

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