2015年7月10日金曜日

高齢者ら買い物難民支援でパリヤが「とくし丸」導入

 彦根市長曽根南町のパリヤは21日から、買い物がしにくい高齢者ら「買い物難民」を支援するため、保冷車に商品を積んで販売しに行くサービスを導入。開始を控えた1日、大塚恵昭社長が市役所で大久保市長との協定書にサインした。
 同社が導入するのは、徳島県徳島市内で平成24年から始まった移動スーパー「とくし丸」。販売パートナーと呼ばれる担当者が軽の保冷車を購入し、小売店の商品を乗せて、「買い物難民」が住むエリアを定期的に販売しに行くというシステム。
 導入を前に同社では芹川以北の約4500世帯にアンケート調査を実施。そのうち100世帯以上から商品の購入希望があったという。同社では魚や生鮮食品、菓子など約300種類を保冷車に積み込み、週に2回ずつ3コースに分かれ、1日約35世帯を回る。今年中に2台目を導入し、芹川以南の湖岸エリアをカバーする予定で、将来的には4台の導入を目指す。大塚社長は「買い物がしにくい高齢者の皆さんのお役に立てることができると思うと、やりがいを感じる」と話していた。
 市内の65歳以上は2万5825人で、高齢化率は22・9%。一人暮らしの高齢者や高齢者だけの世帯は約1万0200世帯で、その世帯率は約22%(いずれも5月末時点)。市と彦根署、市内事業者は高齢者世帯の見守りを強化する「彦根市高齢者安心・安全ネットワーク」を4月から開始。パリヤが加わることで市内事業者は29団体になった。

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