2016年10月19日水曜日

千代神社で遷座50周年の秋まつりが開催 庖丁道の奉納など

 彦根市京町2丁目の千代神社で8日、遷座50周年の秋まつりが開催され、庖丁道の奉納などが行われた。
 庖丁式は正派四條流の形式で「紅葉鯛(こうようだい)」を題目に行われ、はしと庖丁だけでタイを裁く「庖丁人」を井上盛博さん、裁く前のタイを三宝でまな板へ運ぶ「持出人」を福西倫子さんが務め、いずれもうえき(銀座町)従業員の北川康治さんが裁かれたタイを三宝に納める「納人」、井上実さんが儀式を見守る「後見人」として進行。
 本殿前の石畳に設けられた場所で、庖丁人の井上さんが作法を始めると、会場は厳粛な雰囲気に包まれた。裁き終えて、北川さんが三宝に納めて終了すると、それまで息をのむように静かだった観客から拍手が沸き起こっていた。
 千代神社は芸道や芸能の女神・天宇受売命(あめのうずめのみこと)が祭神。創立年は不明だが、天正18年(1591)に佐和山城に入城した石田三成が城を大改修する際、姫袋(古沢町)から尾末の地に移り、彦根城の築城に合わせて元の姫袋に戻った。
 昭和41年5月に現在の地に移り、今年で遷座50年を迎えた。秋まつりでは本殿祭や記念のもちつき、落語会なども行われた。

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