2016年10月24日月曜日

彦根市長選挙に元毎日放送社員の田原達雄氏が出馬を表明

 来年4月23日の彦根市長選挙に、元毎日放送社員の田原達雄氏(68)=元岡町=が18日、出馬を表明した。市長選への出馬表明は田原氏が初めて。
 会見で田原氏は現職の大久保貴市長に対して「市政の方向性が示されておらず、市職員の先頭に立って旗振りをしていない」とリーダーシップの無さを指摘した上で「8年先の国体の主会場が彦根になることをビッグチャンスとして捉え、前進する彦根市に変えたいとの思いで出馬を決意した」と語った。
 また田原氏は「対抗馬として保守系が2人出ると現職が有利になるため、1人になれるよう年内は粉骨砕身がんばる」と述べ、本紙記者の「知名度アップが図れなかったら出馬を見送るのか」との質問には「とにかく年内はがんばる」とだけ答えた。
 公約としては▽小中学生の通院費の無料化▽教育の地域間格差の解消▽馬屋跡の駐車場に休憩所や土産品店、喫茶コーナーの設置▽稲部遺跡周辺への公園建設▽稲枝などで市街化区域の拡大▽国体に向けて市職員の増員などを掲げた。保守系での出馬を目指す。
 田原氏は彦根東高、関西学院大学経済学部卒。毎日放送では報道局プロデューサー、東京支社報道部長などを務め、平成20年に定年退職した後は文化プラザの運営部長や市教育委員会委員などを歴任し、現在は米原市の滋賀県テクノカレッジで障害者職業訓練コーディネーターを務めている。

 田原氏は以前から彦根市長選への出馬に意欲を示し、本紙8月6日付けでも「保守系の男性」として紹介していた◆田原氏からは今月に入って小生に面談を求める連絡があり、面談後の今月10日には電話で「出馬しない」旨を伝えてきたが、17日には一転「やはり出馬する」との連絡があり、翌日の会見に臨んだという経緯がある◆また父親が市議を4期、県議を2期務めたといい、会見では「地方政治家の血を信じて」と亡き父親の姿を思い出してか、涙ぐむ場面もあった。感情の起伏が激しい方とお見受けしたが、今後は決意が揺らぐことなきよう、がんばってほしい◆なお、田原氏はジャーナリストの田原総一朗氏の遠戚であり、今後始める駅立ちなどではその点も含めてアピールし、知名度アップに図るという。  (山田)

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