認知症の人や家族らが集う認知症カフェ「HOTカフェんde(ほっとかへんで)」が19日、彦根市元町のコーヒーハウス・アップルジャムにオープン。認知症カフェが喫茶店で行われるのは全国的に珍しく、喫茶店が運営するのも県内初めてだという。
認知症カフェは、認知症の人や家族のほか、地域住民、医療・福祉の専門員らが気軽に集まって語り合える場所にしようと、全国的に広がっている。福祉施設内にサロン的に集う認知症カフェが多いが、彦根市は市内で営業する喫茶店や飲食店を対象に補助制度を設けており、昨年10月29日には銀座町の飲食店がこの制度を活用し1号店としてオープン。
2店目となったアップルジャムの代表・津田孝子さん(63)は、一人暮らしの母親が認知症だといい「多くの皆さんにご支援を頂いており、その恩返しと思い、認知症カフェをすることにした」と話していた。
アップルジャムでの認知症カフェの時間は毎月第1・第3水曜日の午前11時~午後2時半。コーヒーと紅茶を100円、ケーキセットを300円、ランチを500円で提供する。問い合わせは同店☎(24)3326。
0 件のコメント:
コメントを投稿