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2014年3月13日木曜日

がちゃこん初お目見え 近江鉄道のキャラ、多賀線開業100周年で

 近江鉄道の高宮駅~多賀大社前駅(多賀線)の開業100周年を記念した式典が8日、多賀大社前駅で開かれた。式典ではマスコットキャラクター「がちゃこんも初披露された。
 区間約2・5㌔の多賀線は大正3年(1914)3月8日に運営を開始。多賀大社への参詣者の足として長年、貢献してきた。 式典には同社社員や地元住民ら計約100人が参加。「がちゃこん」の初披露や近江猿楽・多賀座の演舞が行われた後の記念式典で、中村隆司社長は「これからも安全かつ、地域に愛される鉄道としてまい進していきたい」とあいさつ。久保久良町長や木村光伸・多賀大社宮司、中村社長が線路脇に桃の苗木3本を植えた。式典後には開業100周年記念仕様の「湖風(うみかぜ)号」が運行され、子どもたちを乗せて彦根駅間を往復した。 
  近江鉄道のキャラとして初披露された「がちゃこん」は、電車の愛称・ガチャコンにちなんで命名。鳴き声の「コン」からキツネを基調に、車掌の制服と帽子を着用し、電車の前面のデザインを頬に取り入れている。
 彦根総合高校総合学科アートデザイン系列の2、3年生30人がデザインした25作品から同社が選考。愛称名は同社で選んだ4点から、先月9日から23日まで車内と駅で人気投票を行い、がちゃこんに決まった。
 今後は同社やまちのイベントなどに登場する。

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