2014年9月13日土曜日

彦根西高の前身・彦根高等女学校の昭和14〜18年の生徒の絵画見つかる

 県立彦根西高校(※)の前身にあたる県立彦根高等女学校時代の絵画やデザイン画が西高内で発見され、9日にマスコミに公開。翌日以降、本人や当時の生徒たちが見学に訪れている。
 見つかったのは、昭和14年~同18年に在籍していた生徒たちが1枚24㌢×32㌢(一部その半分も)の紙に描いた水彩画や衣服などデザイン画の計104枚。こけしや当時の台所、建物などのほか、戦闘機や「祝三国同盟」「興亜へ総力」の文字など戦時中を思い起こさせる絵もある。1㍍80㌢×90㌢の掛け軸型の紙9枚に年代別に貼られ、名前やクラスが明記されており、掛け軸型の紙の裏面には県展などに出品したことがわかる文言が記されている。
 西高の美術部顧問が今年初めに美術室の倉庫を整理中に発見。新年度に引き継いだ別の顧問が今月4、5日に校内で行われた文化祭で展示したところ、話題を呼んだため公開した。11日には新聞で知ったという昭和18年に卒業した塚本多美さん(89)=稲枝町=が西高を訪問。同級生たちの作品を見ながら「一緒に電車で通学した友人たちの作品です。当時を思い出します」と話していた。
 猪田章嗣校長(52)は「展示ができる場所があれば、公開したい。ご本人や家族からの要望があれば、返したい」としている。問い合わせは西高☎(22)4890。
 ※【彦根西高】明治19年(1886)に女学校として創立。翌年・淡海女学校、24年・町立彦根女学校、28年・彦根町立高等女学校、35年・滋賀県県立彦根高等女学校、41年・滋賀県立彦根高等女学校と変遷。昭和23年(1948)に滋賀県立彦根西高校となった。来年度に創立130年を迎える。

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