2009年3月27日金曜日

彦根東高野球部、センバツ初戦惜敗も甲子園初得点

 
 第81回選抜高校野球大会(センバツ)の第5日目が3月26日、阪神甲子園球場で行われ、21世紀枠で出場した彦根東高は習志野高(千葉)に大接戦の末、4対5でサヨナラ負けした。
 先発した金子投手が負傷交代するアクシデントもあったが、関東大会準優勝の強豪を相手に、終始互角に渡り合う敢闘ぶりを見せ、約5000人で赤一色に染まったアルプス席からは惜しみない拍手が送られた。なお東高の得点は3回目の出場で初めて。

 東高は、エース金子が4回まで習志野打線を無安打に封じる快投。打線も4回表に二死から4番・甲津がレフト線、5番・前川が左翼越えに連続2塁打を放って先制点を挙げるなど、上々の立ち上がり。
 しかし5回裏、金子が初めて安打を許した後、金子の右手がけいれん。さらに6回裏には犠牲フライで同点にされた直後、右足をけいれんするアクシデント。間を取って続投したものの、二死1・3塁から内野ゴロ処理で1塁へベースカバーに走ったところ、けいれんが悪化。ここで、金子はマウンドを降り、サウスポーの今井がマウンドにあがった。
 その後、互いに点を取り合い、4対3となった8回裏からはもう一人の左腕・大澤が継投。力投したものの、この回、本塁打を浴び、9回裏には不運な安打から犠打や四球で進塁され、ライト前にサヨナラ安打を喫し、敗退した。
 試合後、今井義尚監督は「途中で大変なアクシデント(金子投手の負傷退場)があり、2番手以降の投手の登板は予定していなかった。アルプス席の温かい声援は最後まで心強かった」。
 新谷直弘主将は、時折り涙声になりながら「この負けは夏までの原動力になると思う。絶対また(甲子園に)戻って来たい」と話した。
 
 東高のアルプス席には、東高の生徒や野球部の保護者、OB組織・金亀会の会員ら総勢約5000人が詰めかけ、背中に赤鬼魂と書かれた赤いジャンパーを着て応援を繰り広げた。アルプス席は赤一色に染まり、得点シーンや選手のファインプレーごとに大きな歓声が起こっていた。

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