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2012年1月19日木曜日

彦根市民有志ら 3・11メモリアルイベント実行委員会設立、東日本大震災1年でキャンドルナイト

 彦愛犬の住民有志や市内大学の教員・学生らが、東日本大震災の発生1年後に合わせたイベントを開催するため、「3・11メモリアルイベント実行委員会」を設立。17日に最初の会議を開催した。
 震災後、彦根などの団体や大学は、被災地のためにさまざまな支援活動をしている。震災直後に被災地へガソリンなどを運んだ油藤商事(豊郷町)の青山裕史さん(40)は、それぞれの団体が連携しながら、被災地に対する思いを一つに結集させたイベントを、震災1年後の3月11日に開催しようと企画。
 市内団体や大学などに協力を呼びかけ、市民有志、大学教授、学生、議員らから、これまでに約40人の協力者を集めた。
 予定しているイベントは、▽彦根観光協会前の駐車場と県護国神社参道に約3万個のキャンドルを並べて点灯▽被災地の女性たちがほたての貝殻で作ったキャンドル「ほたてあかり」の販売など。
 実行委では3月11日までに計4回の会議を開催。4~5つのワーキンググループをつくり、具体的なイベント内容を決める。キャンドルの設置や点灯などのボランティアは今後、一般市民からも募集する予定。
 代表に就任した青山さんは「昨年の3月11日は日本の価値観を変えた日。鎮魂のキャンドルナイトを行うことで被災地へエールを送ると共に、さまざまの団体が一つになることで、これからの彦根などの地域のまちづくりをより一層すすめる足がかりにしたい」と話している。
 滋賀彦根新聞社もこの企画に賛同し、山田貴之編集長が協力者の一人に入った。本紙では今後、同実行委の活動を全面的にバックアップする。

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