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2012年1月1日日曜日

彦根城博物館で正月恒例・具足飾展、八代・直定

 彦根城博物館は元日から10日まで、恒例の正月行事として「具足飾(ぐそくかざり)」を展示する。
 武士が出陣やがい旋などの際、よろいを飾る風習は室町時代から始まったとされる。江戸時代には飾り方に形式があり、正月には具足や太刀、弓具が飾られた。前には鏡もちも供えられ、正月11日にそのもちを開いて食べる習わしがあった。
 同博物館では毎年、井伊家の歴代藩主の具足を展示。今年は八代・直定が着用し、かぶとに金箔押しの天衝脇立(てんつきわきだて)をつけた藩主象徴の具足「朱漆塗紅糸威縫延腰取二枚胴具足」を展示。歴代藩主の中で最も装飾性に富んだ仕上がりだという。ほかに、いずれも江戸時代の太刀や弓具、燭台(しょくだい)、三宝(さんぽう)も並べる。開館は午前8時半~午後5時。入館料が必要。

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