ひこにゃんへの年賀状が4日時点で、彦根城(金亀町)などに計8611通届いた。市は最終的に過去最多となると見込んでいる。
ひこにゃんへの年賀状は築城400年祭が始まった翌年の平成20年から届き始め、その年は最終的に1762通。同21年は8564通、同22年が1万3036通、昨年は1万1797通だった。
今年は全都道府県から届き、大阪が最多の1733枚で、次いで滋賀(909)、東京(770)、京都(749)、兵庫(730)、などとなっている。海外はイギリスやフランス、台湾、パラグアイ、スイスから計7通だった。彦根市内は174通。
中には、宛名欄が「ひこにゃん」とだけ書かれていたものや、ペーパークラフトで龍(高さ33㌢)の上に鏡もち風のミニひこにゃんが乗った作品、ひこにゃんとタイをかたどった羽子板などもあった。被災地からは、ひこにゃんが昨年5月21日に福島県郡山市を訪れていたため、「福島に来てくれてありがとうございました。とても元気になりました」などと書かれたメッセージや、自宅を失いアパート暮らしをしている仙台市内の女性からの「前向きにがんばっています。いつか本物のひこにゃんに会いたい」と記されたものもあった。
ひこにゃんへの年賀状の返信は、平成22年までは確約されていたが、昨年から市は「ひこにゃんの体力と相談しながら検討する」としている。ちなみに昨年は返信している。ひこにゃんへの年賀状は今月末まで受け付けるという。
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