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2013年7月15日月曜日

21日投票の参院選 中盤戦

 21日投票の参院選は早くも中盤戦に入った。滋賀選挙区(定数1)に出馬している4候補の主な訴えを紹介する。
 自民党新人の二之湯武史候補(36)は、公示前の通常国会で野党によっていくつかの法案が廃案になったことを説明した上で「このねじれの状態を無くして、経済をはじめとするさまざまの法案を前に進めていかなければならない」「本格的な少子高齢化が迫る中で、来年以降の政策を国のせいで停滞させるわけにはいかない」と、自公勝利によるねじれの解消を求めた。また滋賀を含めた全国の一人区で自民が3連敗している選挙区が6つあることを紹介した上で「日本を取り戻すために勝ち抜いて、経済、教育、社会保障、憲法を前に進めていきたい」と述べている。
 共産党新人の坪田五久男候補(54)は、都議選での共産の躍進を例に出し「原発、改憲、TPPで『自共対決』の様相が強まっている」とした上で「自民は衆参ねじれの解消というが、これが国民にとって一番大事なことか」「ねじれが解消されれば、間違いなく消費税を増税し、原発を再稼動する。TPPにも参加し、平和憲法9条を改正する」と主張。「自民の支持率が高いのは、景気を何とかして欲しいからだが、国民はアベノミクスの中身を知らない」と語っている。
 民主党現職の徳永久志候補(50)は、現政権について「領土や教育改革、歴史問題などに対しては歯切れの良い主張をしているが、医療や子育て、社会保障は理念が無い」「(アベノミクスで)物価が上昇する中で、社会保障が切り捨てられては暮らしがめちゃくちゃになる」と批判。自民がねじれの解消を訴えていることには「与党が出してくる法案が問題なのであり、良い政策ならば反対はしない」「県議時代の2期8年を含めて14年間を滋賀の地で政治活動をしてきた。滋賀から日本を考え、世界を見すえることをモットーにしている」と、滋賀出身をPRしている。
 幸福実現党新人の荒川雅司候補(38)は、原発再稼働支持、憲法改正賛成などを訴えている。

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