執筆した大学教員らは18日に市役所を訪れ、全国の大学教員らから集めた発刊を求める1072人分の署名を大久保市長に渡し=写真、その後に記者会見を行った。執筆者側は、市長が当初の発刊中止の姿勢から変化が見えていることに「大前進だ」とした上で、今月1日に作業部会の開催を要請し、15日に市側から対応する旨の返事があったことを明かした。
一方で、市監査委員が「年内の発刊」を求めて市に勧告したことに、市側は本紙の取材に今月25日に行われる2回目の民事調停の場で、▽解決に向けての意思表明と▽5月末か6月初めに修正点を文書で提示する―旨を伝えるとした。また修正点の協議は文書提示後になるとの意向も示した。
執筆者の一人で元神戸女学院大学教授の上野輝将氏は、これまでに3回修正に応じている点や大久保市長へ正しく引き継ぎがされていないとして「何度も検査、検査で、市側にどういう意図があるのか、わからない」と話していた。
市長は「原稿上の問題を解決するため、執筆者らと誠意を持って話し合っていきたいと考えております」とコメントしている。
0 件のコメント:
コメントを投稿