2014年4月7日月曜日

彦根の観光 滞在型に?昨年の消費額は4億円増

 昨年の彦根の観光に関する経済波及効果の推計値が発表された。
 市は観光がもたらす経済波及効果を把握するため、築城400年祭が行われた平成19年(この年は祭期間の250日のみ)から滋賀大学に依頼し調査を実施している。
 昨年の観光客数は前年比2万7000人増の206万人。観光客へのアンケート調査結果による観光消費額は同4億円増の141億円、市内製造業などへの経済波及効果の総額は同8億1000万円増の266億円と推計された。
 観光客数のうち彦根城博物館と玄宮園を除いた城山公園の入場者数は約74万人で、例年同様4・5月と8~11月にかけて来場者が伸びる傾向だった。主な観光スポットも例年同様、彦根城41%、夢京橋キャッスルロード24%、四番町スクエア16%の3カ所だった。ただ、県内の観光地別ランキングでは、彦根城は前年同様の4位程度だが、平成19年に18位となって以降も30位以内をキープしていたキャッスルロードが前年に続いてランク外に低迷する見込みだ。
 観光客数のうち宿泊客は30万人、日帰り客は176万人と推計。連泊客の比率が前年の9%から20%に大幅に増え、日帰りと宿泊の比率は3:2から1:1になり、観光客の彦根市内への宿泊は前年比6・8%増の19・8%となった。彦根などの観光が少しずつ滞在型になっている傾向があるが、訪問先に変化がないため、市商工課では「宿泊施設による努力の成果では」と分析している。
 消費額は宿泊客が2万1499円、日帰り客が4332円。消費額のうち宿泊費30億円、飲食費41億円、土産費31億円などで、土産費に占めるひこにゃんグッズの販売費は8億円だった。
 観光客からの要望としては、「ひこにゃんに会える機会を増やして欲しい、ツーショット写真が撮りたい」などの意見や、駐車場の標識の充実・無料化、新たな土産・グルメの開発などを求める要望があった。

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