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2014年4月1日火曜日

自民推薦の小鑓隆史氏が県知事選に向け抱負

 7月の県知事選への立候補を表明している元内閣官房日本経済再生総合事務局参事官・隆史氏が22日、長浜ロイヤルホテルで開かれた地元選出県議の県政報告セミナーに出席。「新しい滋賀県政をスタートさせたい」と決意を述べた。
 小鑓氏は経済成長や有効求人倍率、中小企業のマインドなどから「経済再生の火が日本全体で灯りつつある」としたうえで、「滋賀県は経済に元気がなく、このまま経済成長から取り残されるのではないか」「今は国との関係も、市との関係も芳しくない」と危機感を訴えた。
 民主党滋賀2区総支部は22日、長浜市内で総会を開いた。知事選に意欲的な三日月大造衆院議員は県議から反対の声が出ていることを念頭に「仲間が割れることがあってはならない」と語り、立候補については「議論していただいている」と明言しなかった。
 2区支部長の元衆院議員・田島一成氏も「本来、機関決定すべきところ、報道が先行していることをお詫びする。正式に決定したわけではない」と述べた。国政について、田島氏は特定秘密法成立や集団的自衛権の解釈をめぐり「不安の声を至るところから頂戴している。圧倒的多数の自公にどう挑むのか」と語り、「もう一度、政権奪取に向けた道を精進していく」と決意を示した。来賓の大久保貴市長は「明けぬ夜はない。雲の向こうには青空がある」と、田島氏の捲土重来を応援した。
 一方、現職の嘉田知事は24日に閉会した県議会でも出馬について明かさなかった。

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