同校では音楽の授業で和楽器について学習しており、城北学区青少年育成協議会などが約600年前から続いているという伊勢大神楽を子どもたちに知ってもらおうと招いた。
伊勢大神楽は伊勢神宮に参拝できない人たちのために、みこしのような長持(ながもち)と一緒に各地を訪れて、悪魔を退治して清める意味がある「舞」と大道芸のような放下(ほうか)芸の「曲」を披露するお使いの団体。
城北小には渋谷章社中のメンバー9人が来校し、全校児童251人や保護者ら約20人が見守る中、獅子舞や天狗姿に変装したり、笛、太鼓などを演奏したりしながら10種類の舞と曲を披露。合間には放下芸師とチャリ師と呼ばれる役者が漫才のように掛け合いながら、子どもたちの笑いを誘っていた。児童の大澤舞美さん(12)は「獅子舞を初めて見ることができてうれしかった。これからももっと日本の伝統芸能を学びたい」と話していた。
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