2010年10月9日土曜日

彦根市 伝統的建造物群保存地区(伝建地区)保存条例を制定へ、本町・芹橋・花しょうぶ・七曲り・高宮・鳥居本で

 彦根市内の城下町や中山道沿いに残る江戸~大正時代にかけての建物を保存するため、市は伝統的建造物群保存地区(伝建地区)保存条例を制定することにし、その素案を公開し意見を求めている。
 市内には文化財的に貴重な建物が多く残っているが、世代交代や開発により、取り壊されている地区もある。市はその貴重な建物を後世に残しつつ、一つのエリアを形成し観光拠点にしていくため条例を制定することにした。
 市教委文化財課が伝建地区に想定しているエリアは、▽本町▽芹橋▽花しょうぶ通り▽七曲り通り▽高宮▽鳥居本―の6地区=写真は七曲り。そのうち花しょうぶ通りにおいては、すでに建物調査をしており、ほかの地区においても条例制定後、随時、調査を進めていく。
 条例制定後は、地区ごとに地元住民らで組織の保存審議会が設置され、地元の同意を得られれば、保存地区が決定。その後、保存計画が策定される。市は今年度中の条例制定、来秋の施行を見込んでいる。
 素案によると、伝建地区に指定された場合、地区内の歴史的建造物を家主が改築などする場合に許可がいる一方、市からの補助や免税措置がとられるなどの優遇もある。
 市は将来的に国選定の重要伝建地区の選定も目指している。県内ではすでに、大津・坂本、近江八幡、旧五個荘が重要伝建地区になっている。
 条例の素案は、文化財課、支所・出張所、情報公開コーナー(庁舎1階)、市のホームページで閲覧できる。意見は11月1日までに文化財課へ。

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