2010年10月1日金曜日

「彦根市友好親善使節団」の友好都市・中国湘潭市への派遣を延期

 彦根市の獅山市長は9月28日、10月15日から予定していた、友好都市・中国湘潭市への「彦根市友好親善使節団」の派遣を延期すると発表。尖閣諸島をめぐる日中対立の影響で、安全確保が難しいなどとして判断した。
 市長は、派遣延期の理由について▽訪問しても友好親善の実をあげることが難しい▽団員の安全確保が難しい▽団員が不安を感じている―ことをあげた。
 彦根市と湘潭市は平成3年11月1日に友好都市提携を締結。以降、使節団や中学生交流団を各年で派遣し合うなど交流を深めてきており、今年8月には湘潭市からの中学生11人らの交流団を受け入れた。
 今年で10回目となる予定だった使節団は、藤井比早之副市長ら市職員と市民4人など10人。湘潭市や長沙市などを訪れる予定だったが、市民からの不安の声があったため、市長が先月27日に使節団の通訳で聖泉大学の唐楽寧さんを通して湘潭市側に延期を通知。湘潭市側からは「彦根市の判断を尊重し、理解する」との返答があったという。
 市長は会見で「国同士が対立する状況での派遣延期は当たり前の判断だと思う」と話した。

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