2010年10月14日木曜日

悪しき国家と赤ちゃん政権

 特権階級の利権を失うことを恐れ、特権階級制度に反対する有能な人材を抹殺する国家。そしてその一方で、戦略的互恵関係という美辞麗句のみに固執し、その悪しき国家の恫喝に怖気づく政権。これは、中国と日本の現政権を指すのは言うまでもない。
 中国は、さきの尖閣諸島問題でのヤクザ外交では、その貪婪さを露わにし、ノーベル平和賞を受賞した中国の民主化を唱える活動家・劉暁波(リウ・シャオボー)さんの投獄では、自由と基本的人権が保証される人間社会への挑戦とも言うべき愚行を見せつけ、国際社会から強い反感を買っている。
 中国は共産党一党独裁国家であり、民主化運動は国家体制を転覆させる恐れがあるとして、運動家たちには監視の目が付きまとっている。ノーベル平和賞を受賞した劉さんの自宅の電話や妻・劉霞さんのケータイなどはすべて盗聴され、メールも傍受されているという。
 中国の弟分の北朝鮮も同様だが、このどうしようもない兄弟が隣国にいるのは、日本にとって不幸であるが、国を移すわけにもいかず、日本にはこの悪しき兄弟を改めさせる役割があろうに。
 しかし、この兄弟を恐れ、米国に抱っこされた赤ちゃん(民主党)政権では、その暴走を止められることはできるはずがない。民主党内でも、枝野幸男幹事長代理が「悪しき隣人でも、隣人だからそれなりの付き合いをしなければならない」「外交的な美辞麗句は良いが、本当に日本のパートナーになりうるのか。私たちにとって当たり前の法治主義がない」と良識ある発言をしたが、その翌日には官房長官の仙谷何某(なにがし)が「枝野氏の発言は不適切だ」と、中国の共産党員のような妄言をしている。
 無法地帯といえる国家の暴走に強い怒りをおぼえると同時に、その悪しき隣人を放任したまま正そうとしない現政権に、どうしようもない失望感を抱くのは小生だけではあるまい。【山田貴之

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