2012年6月12日火曜日

井伊直弼お抱え絵師・鳴鳳の湖東焼展、たねや美濠美術館

 彦根市本町1丁目のたねや美濠(みほり)美術館は先月30日から、井伊直弼お抱えの絵付師・鳴鳳(めいほう)が描いた小皿など湖東焼を展示した名品展を開いている。
 湖東焼は直弼時代に黄金期を迎え、その中でも絵付師の幸斎(こうさい)と鳴鳳は客分として直弼に迎えられた。鳴鳳が彦根に来たのは嘉永5年(1852)より少し前。滞在した数年の間に、抹茶や煎茶の道具のほか、文房具、飲食具、調度品などに絵を描いた。関東大震災で多くが無くなったが、約40点が現存する。
 今回の名品展では、鳴鳳が絵を描き、直弼の側近・長野主膳主宰の歌塾「桃廻舎(もものや)」の門弟で直弼の親友だった三浦北庵らの歌が書かれた小皿12枚「鳴鳳作 桃廻舎門人和歌小皿」など43点を展示。中には直弼直筆の歌や直弼デザインの火鉢などもある。
 入館料は中学生以上500円、小学生以下無料。開館は午前10時~午後5時。9月中旬まで。不定休。問い合わせは同館(24)5511。

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