塾生たちは県内外の6歳~69歳の26人。今年3月のオーディションで合格し4月15日から公演当日まで計9回けいこをしてきた。
前座の演題は「黄門様、彦根を行く!」。別れた孫娘に身代を譲ろうと老人が孫探しに出て、孫と名乗る女性たちに出会う中、悪い男たちに騙されかけるものの、水戸黄門ら一行が救い、本当の孫娘と再会する―というストーリー。
末成由美さん芸人4人も出演し、塾生たちは時折、せりふにつまる場面もあったが、観客を笑わせながら約30分間の演技を披露。塾長でよしもとクリエイティブ・エージェンシーの木山幹雄さん(59)は「最初は脱落者が出るかもと心配していが、全員最後まで完走してくれた。上等です」と満足していた。
娘役を演じた小学3年生の藤野あずみさん(8)は「満足できる内容だった。来年もまた出たい」と笑顔で話していた。
彦根での吉本新喜劇は、市民らによる実行委員会主催で昨年に続いて2回目。2回公演とも満員の計2800人が来場し、前座のほか、大木こだま・ひびきらの漫才、新喜劇の本公演を観覧した。
円形広場では屋台や大道芸などもあり、屋内外とも多くの人で賑わっていた。
0 件のコメント:
コメントを投稿