吉村さんは、図書室で過ごすことが多かった10歳のころに出会った本をきっかけにエジプトへの関心を持ち始めたことを明かした上で「未来はあるものではなくてつくるもの。1回きりの人生の方向性をなるべく早く決めて、志を変えずに進んでほしい」「そのためには実際にあった体験記などの本を読まないと」と、子ども時代の読書の重要性を説いた。
また10歳のころから約60年間、古代エジプトについて研究をしてきた実績を話しながら「人生は自分自身で切り開いていかなければならない。助走距離が長ければ長いほど大成するように思う。夢を見つけたら世界一を狙ってがんばってほしい」と子どもたちに呼びかけた。
吉村さんの講演会は彦根南ロータリークラブが企画。この日は荒神山古墳の史跡見学会なども合わせて行われ、親子連れ約240人が参加した。
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