2012年11月28日水曜日

彦根城の堀に自転車投棄相次ぐ 白鳥ぶつかった情報も

 彦根城内の堀の中に自転車が相次いで投げ込まれており、先週13日にも中堀で1台が見つかった。「白鳥が自転車にぶつかっていた」との目撃情報がある上、水面から自転車の一部が見えて景観を損なわせている。
 市教委文化財課によると、自転車の堀への投棄は昨年の後半から増え始め、今年は例年になく多いという。特に10月が13台、9月が11台と多く、4月から10月までの合計は60台となっている。
 場所は埋木舎(尾末町)前や聖ヨゼフ幼稚園(立花町)前などの中堀が大半を占める。彦根城管理事務所の作業員が午前と午後、夕方の計3回、堀への投棄物や路上ごみの回収のため、内堀と中堀沿いをパトロールしているが、パトロールの時間以外の夜間に投げ込まれていると見られる。
 13日には埋木舎前で、市外の学校名が記載されたシールと防犯登録票が貼られ、かぎがかかったままの自転車が投げ込まれているのが見つかり、作業員2人が引き上げていた。
 作業を見ていた近隣住民は「白鳥が自転車にぶつかっているのを見た。防犯カメラを設置するなど対策が必要ではないか」と話していた。
 文化財部の谷口徹部長は「あきれるばかりで、良識に任せるしかないため、対応策はなかなか難しい。防犯カメラの設置も史跡のため難しい」と話している。

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