同団体のメンバー・鈴木達也さん(26)=大東町=が3年ほど前から散策し始め、湖東定住自立圏の平成24年度地域創造事業の一環でマップを作りことにし、彦根城博物館の井伊直岳館長の監修を得ながら作成した。
マップでは、江戸時代の古絵図・御城下惣絵図と現在の地図とを比較しながら、彦根市立城西小学校の東側を前編、西側を後編として全26カ所を写真入りでまとめている。
前編では、旧港湾近くの御舟入跡から、彦根観光協会裏手の空堀、彦根商工会議所前の油懸口御門跡、外番場公園裏、りそな銀行横の高宮口御門跡、昭和新道などの14カ所。後編では、中薮口御門跡、圓常寺裏手、長曽根口御門跡、カインズ北側の水路、松原口御門跡など12カ所を紹介。
マップの最終面では、「堀の幅はどれくらいだった?」「外堀ができる前は?」「なぜ外堀がなくなったの?」などのQ&Aも掲載している。
鈴木さんは「普段、何気に歩いている場所をマップを手に歩くと江戸時代にタイムスリップできるのでは」と話している。A3判二つ折り。2000部(×2)発行し、彦根市観光案内所などに置いている。問い合わせは同団体の尾田さん☎090(3465)0910。
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