西沼波町の会社員・桂川庸夫(つねお)さん(36)が初めて脚本・監督をして制作。平成22年7月に映画・プリンセス トヨトミの彦根市内でのロケにエキストラとして参加したことをきっかけに、「見る側から作る側になろう」と決意し、その年の10月から制作に取りかかった。
桂川さんはそれまで映画作りの経験がなく、撮影や編集などすべて独学で勉強。関東地方で活躍する俳優ら約15人の協力を得ながら、撮り直しなどのトラブルもあったが、昨年10月24日に見事クランクアップさせた。
撮影は金亀公園や文化プラザ、市民会館、アルプラザ、市立病院、ビバシティ内のラピュタボウリング場、エピスカフェなど彦根市内のほか、旧豊郷小学校、多賀町民会館、県立成人病センター(守山)など市外でも行われた。
映画は、付き合って4年の結婚前のカップルがさまざまにすれ違いを重ねる恋愛ストーリー。桂川さんは「この映画を見た子どもたちが、映画監督や脚本家を目指してもらえれば」「今後も映画を作って、地元を映画で盛り上げたい」と話している。
入場無料だが、カンパ制で、収益はあしなが育英会に寄付する。上映時間は午後1時~と同5時~。午後1時~は出演者のトークショーも。問い合わせは桂川さん☎090(3495)0918へ。
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