来年春の選抜高校野球大会の前哨戦となる秋季近畿大会に滋賀代表として彦根総合高校が初出場する。今月22日に開幕したのを前に、レギュラーメンバーのうち彦根市内の4選手に意気込みを聞いた。
彦根総合高は今月2日に行われた滋賀県大会の決勝で瀬田工を7対1で破り、初優勝で秋季近畿大会の出場を決めた。
4選手はいずれも2年生で、出身の小中と中学時代の所属チームは主将の上田大地選手(17)=森堂町=が河瀬小、甲良中、彦根リトルシニア。エースの野下(のげ)陽祐投手(16)=正法寺町=が旭森小、東中。センターの佐藤哉斗(かなと)選手(17)=小泉町=が城南小、南中、湖東リトルシニア。ライトの田代奏仁(かなと)選手(16)=竹ヶ鼻町=が城南、南中、彦根リトルシニア。
野下投手は最速138㌔のストレートに、縦と横のスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップを投げ、特に縦のスライダーに自信を持っている。「強くないチームから甲子園を目指そう」と進学した彦根総合ではエースとしてチームの中心選手になっている。近畿大会に対しては「優勝してセンバツ出場を決める」と力強く語った。
宮崎裕也監督は彦根総合の野球部に2020年4月に赴任し、翌年度に監督に着任。前身の北大津の監督時代に6度の甲子園出場の経験がある名将だ。
彦根総合高は今月2日に行われた滋賀県大会の決勝で瀬田工を7対1で破り、初優勝で秋季近畿大会の出場を決めた。
4選手はいずれも2年生で、出身の小中と中学時代の所属チームは主将の上田大地選手(17)=森堂町=が河瀬小、甲良中、彦根リトルシニア。エースの野下(のげ)陽祐投手(16)=正法寺町=が旭森小、東中。センターの佐藤哉斗(かなと)選手(17)=小泉町=が城南小、南中、湖東リトルシニア。ライトの田代奏仁(かなと)選手(16)=竹ヶ鼻町=が城南、南中、彦根リトルシニア。
野下投手は最速138㌔のストレートに、縦と横のスライダー、カーブ、ツーシーム、チェンジアップを投げ、特に縦のスライダーに自信を持っている。「強くないチームから甲子園を目指そう」と進学した彦根総合ではエースとしてチームの中心選手になっている。近畿大会に対しては「優勝してセンバツ出場を決める」と力強く語った。
宮崎裕也監督は彦根総合の野球部に2020年4月に赴任し、翌年度に監督に着任。前身の北大津の監督時代に6度の甲子園出場の経験がある名将だ。
現チーム主将の上田選手は彦根総合への進学を決めた理由の一つに「宮崎監督の指導を受けたかった」とあげる。夏の県予選での初戦敗退から秋の県大会で優勝した理由について、上田選手は「負けて悔しい思いをして1点の重みを知り、チームの一人一人が変わった」と説明。近畿大会に向けては「有名校ばかりなので、ユニホーム負けしないようにとにかく向かっていく。まず2勝を目指し、センバツ出場を決めたい」と述べた。
米原市磯には専用のグラウンドの整備がほぼ完了した。佐藤選手は「全体ノックができるようになった」、田代選手は「守備力は向上したと思う」と話し、近畿大会を前に佐藤選手は「目の前の試合を一つずつ勝ち抜く」、田代選手は「とりあえずは初戦突破を目指す」と意気込みを語った。
チーム力が急成長している要因について、宮崎監督は「夏の大会の敗北が悔しかったのだろう。練習への食いつきが変わった。精神面で成長したことが大きい」と期待を込めた。
秋季近畿大会には滋賀代表の彦根総合と瀬田工を含め16校が出場。22日から11月5日までの土日祝日に和歌山県内で行われる。優勝校が明治神宮大会に出場する予定。またセンバツの出場枠は6のため、上位に進出すれば出場が濃厚になる。
米原市磯には専用のグラウンドの整備がほぼ完了した。佐藤選手は「全体ノックができるようになった」、田代選手は「守備力は向上したと思う」と話し、近畿大会を前に佐藤選手は「目の前の試合を一つずつ勝ち抜く」、田代選手は「とりあえずは初戦突破を目指す」と意気込みを語った。
チーム力が急成長している要因について、宮崎監督は「夏の大会の敗北が悔しかったのだろう。練習への食いつきが変わった。精神面で成長したことが大きい」と期待を込めた。
秋季近畿大会には滋賀代表の彦根総合と瀬田工を含め16校が出場。22日から11月5日までの土日祝日に和歌山県内で行われる。優勝校が明治神宮大会に出場する予定。またセンバツの出場枠は6のため、上位に進出すれば出場が濃厚になる。