ご当地キャラ博in彦根(以下、キャラ博)が19、20日に市内商店街で開催される。
6回目を迎える今年は、自治体や商店街など「ご当地」のPRという本来の趣旨に戻し、キャラの聖地・彦根ならではのイベントにしようと、これまでの「ゆるキャラまつり」から名称が変更された。
キャラ博には、国民的に人気のくまモンやふなっしーをはじめ、北海道から沖縄まで計183団体の219体が参加する。夢京橋キャッスルロードの宗安寺前と四番町スクエア駐車場に1ステージずつ設けるほか、今年は新たに京橋駐車場内にも2ステージを設置。各ステージにキャラが10分ずつ登場し、ご当地のPRなどを行う。
ひこにゃんは両日とも四番町スクエアのステージに午前9時から午後2時まで、1時間ごとに登壇。彦根からはひこにゃんを入れて計18体が参加し、「おもてなしの精神で」(実行委)会場内を巡回する。
今年から護国神社も
銀座・花しょうぶでも
銀座商店街では19日午後1時~キャラとのもちつき、花しょうぶ通り商店街では20日午前11時~キャラとのスタンプラリーがある。スタンプラリーでは数カ所でクイズに答えてすべてでスタンプを集めると、来年のカレンダーとクリアファイルが進呈。抽選会への参加もできる。
ほかにも今年から滋賀県護国神社(尾末町)も活用し、参加申請の締め切りに間に合わなかったキャラや、団体以外のキャラ計12体が登場しての「縁日」が2日間、催される。午前10時~午後4時。
キャラ博の開催時間は両日とも午前9時~午後3時。雨天決行。各ステージのスケジュールはキャラ博のホームページに掲載。問い合わせは実行委事務局☎(22)1130。
ホヤぼーやが来彦
正村さん 物産展も
東日本大震災の被災地でボランティア活動をしている正村圭史郎さん(45)=彦根市本町=が、宮城県気仙沼市の「海の子 ホヤぼーや」をご当地キャラ博に招く。正村さんの自宅前では気仙沼の物産展も行う。
ホヤぼーやは、ホヤをモチーフに、サンマの剣、ホタテのベルトなど、気仙沼の特産品にちなんだキャラ。正村さんは昨年のゆるキャラまつりにも連れて来ていた。
物産展では気仙沼の水産業者と、阪神淡路大震災の被災地・神戸市の岡本商店街とで立ち上がったアンテナショップ「まただいん」の水産加工品を販売する。場所は奥野内科医院の隣り。
ひこにゃん焼き印の卵焼き
2日間の限定販売、近江や
ご当地キャラ博に合わせて、会場の一つになる夢京橋キャッスルロード(彦根市本町)の飲食店「近江や」が19、20日のイベント期間限定で、ひこにゃんの焼き印が押された卵焼きをトッピングした近江ステーキ丼を販売する。
若林恵里佳店長(23)がゆるキャラファンの来場者に喜んでもらおうと企画。滋賀県産の米にミディアム状態の近江牛と卵焼きを乗せた丼で、サラダとみそ汁も付いている。ひこにゃんの使用を管理している市によると、外食産業としては初めての認証だという。
近江ステーキ丼は1セット1700円。2日間で200食の限定販売。販売時間は午前9時~午後4時。問い合わせは同店☎(22)6728。