彦根市京町3丁目にこのほど、地域の子どもや学生たちが集えるコミュニティカフェ「On Your Mark Cafe」がオープン。滋賀県立大学などの学生たちが空き家をリノベーション(改修)しており、学生たちの活動拠点としても開放している。昨年12月8日からは学生たちの活動費などを募るクラウドファンディングも始めた。
店主は大津市出身の忠田季空さん(26)。大学卒業後、まちづくりのコンサルティング会社に勤務していた際、銀座町の振興策の検討に携わったのを機に彦根のまちづくりに関心を抱いた。小中学生を支援する子ども食堂などの施設は市内にあるが、高校生以上の学生たちを支援する拠点が市内に少ないことから、昨年4月に退社してコミュニティカフェの開店を目指した。
県立大学環境科学部3年の梅木望羽さん(21)と坂本日向さん(20)、立命館大学理工学部の学生を含む計6人が昨年7月末から夏休み期間中にリノベーションにあたり、10月22日に木造3階建ての2階部分に同店がオープンした。
店名の「On Your Mark」は陸上競技のスタート時の「位置について」の意味を指す。「学生たちが社会に挑戦する前に過ごす場所にしよう」と名付けられた。
忠田さんは「高校生や大学生の中には卒業と同時に市内から出て行く学生も多い。学生のうちにチャレンジできる拠点、楽しめる場所にしたい」と語る。リノベーション以外として、SDGsの実現に向けた地産地消の食材メニューの試作を学生たちが担っている。ほかにワークショップや講演会などの会場としても開放している。
リノベーションの設備費やさまざまなプロジェクトに参加する学生の交通費、活動費などにあてるため、クラウドファンディングを実施。キャンプファイヤーで2月20日まで。目標額200万円。
カフェのメニューとしては10種類以上の自家焙煎のコーヒーを学生価格で提供。開店時間は午前11時~午後7時。金土曜の午前0時まではカクテルなどのバーとして営業する。月曜定休。問い合わせは同店☎080(5706)7227。
県立大学環境科学部3年の梅木望羽さん(21)と坂本日向さん(20)、立命館大学理工学部の学生を含む計6人が昨年7月末から夏休み期間中にリノベーションにあたり、10月22日に木造3階建ての2階部分に同店がオープンした。
店名の「On Your Mark」は陸上競技のスタート時の「位置について」の意味を指す。「学生たちが社会に挑戦する前に過ごす場所にしよう」と名付けられた。
忠田さんは「高校生や大学生の中には卒業と同時に市内から出て行く学生も多い。学生のうちにチャレンジできる拠点、楽しめる場所にしたい」と語る。リノベーション以外として、SDGsの実現に向けた地産地消の食材メニューの試作を学生たちが担っている。ほかにワークショップや講演会などの会場としても開放している。
リノベーションの設備費やさまざまなプロジェクトに参加する学生の交通費、活動費などにあてるため、クラウドファンディングを実施。キャンプファイヤーで2月20日まで。目標額200万円。
カフェのメニューとしては10種類以上の自家焙煎のコーヒーを学生価格で提供。開店時間は午前11時~午後7時。金土曜の午前0時まではカクテルなどのバーとして営業する。月曜定休。問い合わせは同店☎080(5706)7227。