地域の生産者と消費者を結びつけて食糧自給率を向上させることを目的に、一般社団法人 都市農村漁村交流活性化機構などは「地産地消給食等メニューコンテスト」と「地産地消優良活動表彰」を実施。
今年度で8回目となるコンテストには、学校給食・社員食堂と外食・弁当の2部門に全国から計129件の応募があり、学校給食・社員食堂部門の農林水産大臣賞に彦根市立病院の「初夏のメニュー」=写真=が選ばれた。
市立病院は平成24年度から地産地消の推進を目的に、入院患者向けの給食に多賀の米や滋賀県産の野菜、果物を積極的に採用しているほか、季節ごとに年4回、地産地消イベントとしてすべての料理に滋賀県産の食材を使っている。
初夏のメニューは、多賀の米、ビワマスの香草パン粉焼き、近江牛ミンチのそぼろ煮、彦根産キュウリの酢しょう油和え、愛東メロンソース付きのブラマンジェ。
なお、地産地消優良活動表彰の地域振興部門の農林水産大臣賞には、東近江市のあいとう直売館が選ばれた。県内団体の大臣賞ダブル受賞は滋賀県初。