ご当地キャラ博in彦根が21日に開幕。夢京橋キャッスルロードなどで22日まで開催される予定だったが、台風で22日は中止になった。今年は10周年記念で、また彦根城築城410年祭が開催中のため、天守前にキャラたちが登場するほか、城内に隠されたひこにゃんを探し出すイベントも21日から始まる。
10回目を迎える今年はこれまでにキャラ博に参加してきたキャラを中心に参加数を制限したほか、くまモンやふなっしーなど人気者も登場する。
参加数は衆院選の影響で当初の172体から減少し、163体(21日が152体、22日が127体)となっている。彦根のゆるキャラはひこにゃんを含め14体が参加する。
会場は京橋口駐車場、キャッスルロード、四番町スクエアに設置され、PRステージは京橋口駐車場と四番町スクエアに1カ所ずつ設けられ、キャッスルロードには曳山を模したステージも設置。会場内のブースでは地元の特産品やキャラクターグッズが販売。両日午前9時半~はひこにゃんが曳山に乗ってキャッスルロードを巡行する。
開催時間は両日とも午前9時~午後3時。21日午前9時~の開幕式には10回すべてに参加しているゆるキャラ5体に登壇してもらい、感謝を伝えるセレモニーがある。
各キャラの登場日時と場所は、ご当地キャラ博in彦根のホームページに。雨天決行だが、荒天時は中止になる。
天守前にキャラ登場
ご当地キャラ博に合わせて、21、22日の両日、天守前にキャラたちが登場する。また21日からは体験型フォトラリーキャンペーン「隠れひこにゃんを探せ!」が始まる。
天守前にはキャラ博に10回連続の参加となる、むすび丸、いが☆グリオ、くもっくる、はばタン、さばトラななちゃんが21日午前10時半~、浜松市の出世大名家康くんと出世法師直虎ちゃんが22日午前10時半~登場。いずれもひこにゃんとの記念撮影もあり。ほかに両日午後1時~と午後4時~は希望のキャラ5体も登場する。
彦根城でひこにゃん探そう
「ひこにゃんを探せ」は築城410年祭のパンフレットを見ながら、城内の3カ所に隠されたひこにゃんのパネル(高さ40㌢㍍)を探し、各所でスマートフォンなどで写真撮影。二の丸の案内所で撮った写真画像を提示すれば、特製のひこにゃんステッカーがプレゼントされる。ステッカーは4100枚限定。12月10日まで。
これらのほか、21、22日の両日はご当地キャラ博の特別デザインの彦根城観覧券が、城内の券売所とイベント会場で販売される。
近江鉄道乗り降り自由
ご当地キャラ博に合わせて、近江鉄道の電車全線が乗り降り自由の「1デイスマイルチケット」が21、22日の両日、近江鉄道の彦根駅などで発売される。滋賀県、彦愛犬、米原市、近江八幡市などで組織するびわこ京阪奈線(仮称)鉄道建設期成同盟会が公共交通の利用促進を目的に企画。チケットは10周年を記念したオリジナルのデザインで、中学生以上880円、小学生440円。発売場所は彦根駅、米原駅、近江八幡駅、八日市駅、貴生川駅。
バス小学以下無料
ご当地キャラ博が開催される21、22日の両日、彦根駅発着の路線バス(滋賀大学用除く)の小学生以下の運賃が無料になる。
彦愛犬で組織する湖東圏域公共交通活性化協議会が観光客の公共交通の利用促進を目的に企画。キャラ博の会場の最寄りのバス停は「京橋口」と「四番町スクエア」など。