建物は木造平屋建て延べ床面積約880平方㍍。環境科学研究科の大学院生24人が4人ずつ6チームに分かれて設計デザインを提案し、その中から選ばれた1チームのデザインを元に昨年7月14日に着工。今年2月15日に完成した。総事業費は2億5612万円。
部材には滋賀県産のヒノキとスギなど木材が使用。約100人を収容できる講義室が2部屋、教員室、自習室のほか、学生の就職やインターンシップ、同窓生が集まる場所などに活用できる同窓会館を整備している。断熱性や気密性、通風などの性能を備えており、省エネルギーの「環境建築」構造となっている。
竣工式ではテープカットが行われた後、新しい講義室で式典があり、大田啓一学長は「(建物を)つくる段階からすでに教育が行われた建物で、学生や教員の思いも積もっている」と話した。
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