彦根市の高宮駅コミュニティーセンターと高宮町の中山道沿いにある座・ギャラリーで、画家・山田裕吉(ゆうきち)さん(34)=大阪市=の作品展が開かれている。9、10日には国宝の彦根屏風をならった公開制作も行われ、完成品は高宮駅で展示されている。
山田さんは商業系のデザイン画を描いていたが、平成26年5月から本格的な創作活動を開始。黒と白のみのアクリル絵の具で独特の世界観を表現した作品が特徴で、大阪を中心に東京や京都、兵庫など国内のほか、米国やカナダでも作品を発表。ミュージシャンやパフォーマーとのライブペインティングもしている。
高宮駅では彦根屏風に登場する人物たちを横3・6㍍×縦1・8㍍の屏風型の金地に描いた作品などを展示。山田さんは「デザイン性を強くして、屏風に登場する1人1人のイメージを強調して描きました」と話していた。開館は来年1月13日までの午前9時~午後4時で、11月5、6日には山田さんが会場にいる予定。なお座・ギャラリーには横約7㍍の巨大作品も展示しており、開館は11月6日までの土日のみ。
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