議会報告会の中で、住民からは「稲部遺跡を観光地化にした場合、はたして集客力はあるのか」「遺跡を犠牲にして、道路など開発を進めるべきだ」「稲枝の自治会から決議書をまとめ、市へ早期開発を求める要望書を出したが、答えは稲枝地区をバカにした内容だった」などの声があがった。
また稲部遺跡に関する質問以外では「市の政策は彦根城をはじめとした市街地ばかりで、稲枝は地盤沈下が進んでいる」など稲枝地区の開発を求める意見も数人から出された。議会報告会に参加した市議からは「稲部遺跡の保存を決めた市の方針を変えるのは難しい」とした上で、住民の声を市に伝えると答えた。
議会報告会は市議会が平成26年4月から開催しており、21回目の今回は市民産業建設常任委員会の市議8人が参加し、市民39人が来場。議会事務局によると、1会場での来場者は最多だという。
1 件のコメント:
稲枝に長年住んで居ますが、この記事を見て本当に腹立たしいことだと感じました。
文化財を犠牲にしての開発を希望するなど目先のことしか考えない本当に愚かな意見で、
恥ずかしい限りです。そんなだから馬鹿にされるのです。
こんな方たちに稲枝地区の代表面されるのは我慢なりません。
遺跡を保存して欲しいと思っている稲枝地区の住民はたくさん居ると思います。
自然や文化を大切にせず、開発こそ正義と唱えるのは高度経済成長期を生きた団塊の世代の
悪しき理論です。本当に愚かなことです。何より、人としてセンスが無い。
馬鹿にされる意味での「田舎」とは何も土地のことを言うのではありません。
そこに住んでいる人間の頭の中を「田舎」と言うのです。
若い世代は変わって来ています。頭の固い年寄りは時代錯誤のとんちんかんに、
そして自らの審美眼の無さにさっさと気付いて頂きたいものです。
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