震災後、当時の5、6年生の代表による児童会プログラム委員会では被災地を励ます取り組みを計画。その中で同じ名前の小学校が熊本城近くにあることを知り、全校児童で作った「絆」という人文字やクイズ形式で城西小を紹介した様子を収めたビデオレターをメッセージカードと一緒に昨年7月に送った。その後、今年3月に熊本から学校を紹介したDVDと今後も交流を続けたいとする手紙が届いた。
城西小では今年度のプログラム委員会の児童15人が中心になって、学年ごとに学校を紹介する映像を作成しており、その一環として今年度も人文字を企画。この日は全校児童416人が昼休みの時間に運動場へ出て、学年ごとに分かれて50㍍四方の大きさで「友」の字を仕上げ、全員で手を振りながら「これからも仲良くしてね」とビデオカメラの方向に呼びかけていた。
指示役を務めたプログラム委員会の山口蓮君(12)=6年=は「色々と調整が大変だったけれど、アドリブで指示して人文字を作ることができました」と満足げに話し、委員長の宮元陽路(ひろ)君(12)=6年=は「これからも友だちとして仲良くしていこうね、という自分たちの思いを伝えることができたと思います」と話していた。映像は夏休み前に熊本に送られる。
0 件のコメント:
コメントを投稿