彦根市内の戦国時代の城跡を巡る「彦根歴史探索ウォーク」第2弾が18日、高宮で開かれた。市教委文化財課主催で、最高気温35℃を超す猛暑だったが、市民ら38人が約3時間かけて高宮一帯を散策した。
参加者は、同課職員のガイドのもと、多賀大社一の鳥居、高宮神社、脇本陣跡、本陣跡、無賃橋、高宮(こうぐう)寺、高宮城跡を訪れ、各所で歴史を学んだ。
高宮寺では、鎌倉時代の肖像彫刻で黒ぼとけと呼ばれている僧形坐像(重要文化財)や、戦国時代に高宮地区を支配した高宮氏の墓石群などを見学。
高宮小にあった高宮城跡では、4月~5月に行われた4次目の調査で新たに発見された溝や柵、門、建物の跡の説明を受けた。
※ 【高宮城】戦国時代の城郭。高宮氏は紀伊から入った櫟(いちい)氏系と、六角氏一族から始まる系統があるが、高宮城は六角氏系の地侍・高宮氏の居城だったとされる。市教委文化財課の調査で、堀跡と見られる大きな溝、建物跡、当時使われていた食器などが発見されている。
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