彦根市は9日、ひこにゃんに類似した商品の販売の取り止めや4900万円の損害賠償を求めて大阪地裁に提訴すると発表。関連議案を議会閉会日の22日に提案することにした。
議案で市は、類似商品の販売などは、ひこにゃんについて市が所有する商標権と著作権の侵害で、ひこにゃんの知名度をあげた市の努力にただ乗りしてきた不正競争防止法違反にあたるとし、販売などの禁止と損害賠償を求めている。訴えの相手方には、ひこにゃんやひこねのよいにゃんこなどの作者、所属するデザイン会社、商品を販売する市内外の4業者をあげている。
獅山市長は、類似商品をひこにゃんと思って買ったという苦情が昨年4月以降で計19数件あったと報告したえで、「我慢に我慢を重ねてきたが、市として許しておけない」と話した。
22日に議会提案され、総務常任委員会に諮られた後、議会での採決になる。
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