滋賀大学美術部の部員が、来年のえと「辰」を描いた大絵馬を北野神社(彦根市馬場1)に奉納し、氏子らを交えての入魂式も開かれた。
絵馬は縦約1㍍×横1㍍50㌢の五角形の木製。雲の中で火をふく昇り龍がアクリル絵の具で描かれ、隅には「必勝」と「合格祈願」の文字も記されている。美術部員たち8人が神社からの依頼で先月末から1週間ほどかけて仕上げた。
奉納に訪れた澤竜司さん(20)は「合格してもらえるよう願いを込めて作った」と話していた。絵馬は本殿前の神門の脇に設置。滝沢隆司宮司(69)は「お参りいただく受験生の心の助けになれば」と述べていた
同神社では平成21年から翌年のえとを描いた絵馬の作成を滋賀大美術部に依頼しており、これまでに寅と卯が奉納されており、将来的には12枚の絵馬を一堂に飾る予定。
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