日本ユネスコ協会連盟は平成元年以降、学校に通っていない子どもたちのために世界各国に寺子屋を設けて教育の機会を提供する「ユネスコ世界寺子屋運動」に参加。その運動の一環で、住所や名前などを書き間違えてポストに投函されなかった書き損じはがきを全国の協会に集めてもらい、それと交換した切手を企業などの協力で現金化し、カンボジア、アフガニスタン、ネパール、ラオスの4カ国の寺子屋で学ぶ子どもたちに教育支援をしている。
書き損じはがき1枚で、カンボジアでは消しゴム2個、アフガニスタンではノート2冊、ネパールでは鉛筆7本、ラオスではチョーク35本に交換することができ、カンボジアでは11枚で子どもが寺子屋にひと月通うことができるという。
彦根ユネスコ協会は2月15日まで、市役所1階や市教委、市内公民館、市立図書館に回収ボックスを設置し、書き損じはがきを募集している。問い合わせは市教委生涯学習課☎(24)7974。
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