彦根商店街振興株式会社(彦根商店街連盟内)が市内商店や大型店舗の振興を目的に、市からの補助1500万円(事務費入れると約1800万円)を受けて平成21年5月から発行を開始。大型店舗でも使用できる全加盟店共通券・5500円分と、中小加盟店専用券・6000円分の1万セット(1億1500円分)が発売されてきた。最初の年度のみ2回で昨年10月26日には6回目が発行され、いずれも発売日に行列ができるほどの人気だった。
発売しない理由について市商工課は、元々がリーマンショック後の経済対策としての臨時的な取り組みだったとした上で「いつ終了させるかを考えながらやってきた。発売中止を決めた8月までの時点では景気も明るい兆しが見られていた。また市の財政的にも厳しい状況が続いている」と理解を求めている。来年度以降については「消費税が10%になる場合の経済状況を見ながら、同様の商品券を発行するのか、違う形での経済対策を導入するのかを検討していきたい」としている。
一方で彦根商店街連盟の安澤大輔副会長は「市の支援を受けて発行をしたいのが正直な気持ちで、来年度は再開して頂きたい」と話している。
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