市は来年1月から約1年かけて本庁舎の耐震化を行う計画で、工事期間中は現在の本庁舎の機能を中央町の仮庁舎の1~3階と駅東口に建設予定の仮設庁舎に振り分ける意向。そのうち東口には市有地約4500平方㍍に軽量鉄骨3階建て延べ床面積約3500平方㍍で仮設庁舎を建てる方針。今年10月着工で年内完成を目指している。
一方で、昨年末の市議会では▽耐震補強ができていない市民会館にある部局の執務スペースを確保するために本庁舎に増築する▽防災拠点となる危機管理対応部署を本庁舎に設ける▽窓口業務をワンフロア化に▽来庁者の駐車スペースを確保する▽工事中の仮庁舎を本庁舎敷地内に建設する―よう求める付帯決議が可決。しかし、6月議会に提案される仮設庁舎整備の関連案は、一部が付帯決議の内容通りにはなっていないため、市議数人からはすでに疑問の声があがり始めている。
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