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2016年8月29日月曜日

多賀が醸造する新酒「琵琶の神龍」に使う米・みずかがみの収穫がフレンドリーファームいしでらで始まる

 清酒会社 多賀(多賀町)が醸造する新酒「琵琶の神龍」に使う米・みずかがみの収穫が、20日から彦根市石寺町の農業組合法人フレンドリーファームいしでらの水田で始まった。
 同社は平成23年秋に石寺町の田んぼに描かれた「ひこにゃんアート」の時に刈られた米のうち、日本晴を使って琵琶の神龍を製造。みずかがみは同25年秋に近江米としてデビューし、同法人でも同26年から生産している。
 同社はみずかがみを使った酒作りを今年から挑戦。同法人が所有する水田41万3420平方㍍のうち、みずかがみを栽培している4万4868平方㍍分の一部の米を活用することにした。
 20日はみずかがみの水田を管理する石寺町の西川昭三さん(68)らがコンバインを運転し米を収穫していた。西川さんは「米のできは悪くないと思う。ぜひ、おいしいお酒を造ってほしい」と話していた。
 多賀の監査役・中川信子さん(57)は「地元のお米で造るお酒に、ぜひご期待ください」と語っていた。みずかがみを使った琵琶の神龍は今年の11月中に発売される。

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