あかり館は湖東地域の歴史ある産業を生かす地産の商品作りに取り組んでおり、彦根城築城400年祭が開かれた平成19年には「彦根手ぬぐい」を開発。以降、地場産品製販プロジェクトと題して、安政3年(1856年)創業の近江織物(東近江市五個荘)に製作を依頼する形で、同27年に「近江麻布ばすたおる」、昨年に「近江綿布彦根ふきん」を販売してきた。
近江麻布ばすたおるは麻100%で水分の吸収性と速乾性が特徴。約170㌘、70㌢×120㌢の大きさで1枚2900円。平成27年11月には全国観光土産品連盟会長賞も受賞している。
全国推奨観光土産品審査会は日本商工会議所と全国観光土産品連盟の主催で昨年11月30日に開催。菓子、食品、民工芸、グローバルの4部門で計1181点の出品があり、近江麻布ばすたおるは民工芸部門で日本商工会議所会頭賞を受賞した。
あかり館館長の藪田清氏さん(66)は「近江麻布ばすたおるを湖東地域の土産品としてアピールしていきたい。今後も地産の土産品を開発しながら、湖東地域の活性化に貢献していきたい」と話している。
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