市は東京五輪のホストタウンや彦根城の世界遺産登録を目指し、スペインのハンドボール代表チームやセゴビア市との交流を進めており、今後の促進に向けてCIRを任用した。
アドリアンさんは子どものころから日本文化に興味があり、個人的に13年間、日本語を勉強。黒澤明監督の映画作品の影響で「サムライ」が好きになったといい、6年間している剣道も2段の腕前だ。アニメにも関心があり、2016年4月から半年間、京都文化日本語大学に留学した後、マドリードの大学院でデジタルアニメを専攻。昨年には講談社の協力を得て、日本人向けのエッセー漫画をツイッターで発表した。
アドリアンさんは「死ぬまで自分を持って戦うサムライの精神が好き。留学を経て帰国した際に日本にまた戻りたいと思った。子どものころから日本で働くのが夢だった」と笑顔を見せた。
彦根市内では▽国際交流事業の企画▽市の文書の翻訳▽外国からの訪問客の通訳―などを行う。アドリアンさんは「スペインと日本の相互理解の促進のためにがんばりたい」と抱負を語った。
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